増床ブームの先駆け的存在 Co-Edo🐶 4F がひと足早く終了(3→2)

みなさんこんにちは。
コワーキングスペース茅場町 Co-Edo の田中弘治です。

前回の記事はもう読んでいただけましたでしょうか。
Co-Edo🐶 から Co-Edo🐈

メール登録された方は、メールに記載のリンクからサイトを表示すると、専用コンテンツが見られるようになっています。
(以後、別の記事はメール記載のURLからでなくても表示されるようになります。別のブラウザで表示する場合は、あらためてメールに記載のURLから表示してください)

今回は、Co-Edo🐶 4F の終了についてお知らせいたします。
受付のある 5F のひとつ下。10年前に、Co-Edo 2 フロア目としてオープンした 4F を、一足早く8月末日クローズいたしました。
室内の半分を会員専用エリアとして、半分をセミナースペースとしてご利用いただいたフロアです。

Co-Edoといえば "増床"

2013年1月にグランドオープンしたCo-Edoは、2014年11月に 2 フロア目の 4F をオープンしました。
当時はまだコワーキングスペースがフロアを増やすというのは珍しく、Co-Edoはその先駆け的存在だったと思います。

当初より、勉強会やイベント開催を中心に、平日夜・土日祝日と、たくさんの利用がありました。
一方で、イベント開催中は、コワーキングの利用者には端っこの席を使ってもらったりと、窮屈な思いをさせてしまうこともあり、心苦しく思っていたものです。

そんななか直下のフロアが空いたことを知り、5F の契約更新を前に、もう1フロア増えることになります。
(当時は家賃負担が2倍になることに震えたものです)

"増床" とは言わず "拡張" と表現した理由

Co-Edoから発信する際は、努めて "増床" という言葉を使わず、"拡張" という言葉を使うようにしていました。
その理由は、単に利用可能なスペースを広げるために行ったのではなく、新しい価値を提供することを目指していたからです。

そのときあらたに提供したいと思った価値は、おもに次のようなものがありました。

  • 会員専用エリア
  • 女性用トイレ
  • セミナースペース(イベント利用・グループ利用専用スペース)
  • Wi-Fi環境の強化
  • 24時間利用可能なスペースの構築

などなど。
今思えば、欲張ったものです。
記憶が確かならば、4F が空いたことを知ってから、1ヶ月も経たずにオープンしています。
一夜城を建てるかのごとく(企画・準備・手続き・手配など)迅速に進めることを大事にしていました。

なぜか。
単純にお金がもったいないからです。
賃貸物件というものは、借りたらその日から家賃が発生し、使おうが使うまいが、日々コストがかかります。
実際、11/1の契約でしたが、10日もしないうちに週末のイベント利用は 5F でも 4F でもイベントを開催していただいていました。
(その時点でもうできあがっていたのです。不思議)

この何事もスピードが大切という話はまた別の機会にするとして。
このときの体験は、僕自身、とてもたくさんのことを学ぶ機会となりました。

覚悟とは。決断とは。

これはわりと知られた話なのですが、Co-Edo🐶 4F を始めるときも、さんざん迷いました。
空いたフロアが隣接階ではなく、離れたフロアであれば始めることはなかったでしょう。
空いたタイミングがもう1ヶ月早かったら、始めることはなかったかもしれません。
そのとき相談した方々の、ひとりでも反対してたら、どうなっていたかはわかりません。

(ここからさきは、メンバー専用のコンテンツになります)